聖書別日ごとの糧 >> エレミヤ書[2012]
2012年 05月 24日 (木)
エレミヤ4:1-22
心の包皮を取り除け
心の包皮を取り除け
Ⅰ.主のために割礼を受け(1-4)
エレミヤは、悔い改めない民たちに臨む恐ろしいさばきを考える時、悲しくて、もどかしく思い、耐えることができませんでした。それで強く悔い改めのメッセージを伝えました。ところがいばらの中にいくら種をまいても実を結ばないように、心の罪を悔い改めずに、うわべだけで「主よ、主よ」と叫んでも、主は聞いてはくださいません。神様は、心の包皮を取り除くことを、願われます。心の包皮を取り除くとは、神様が忌み嫌われる全ての隠れた罪を取り除き、神様が喜ばれることを行なうことです(2)。そうしないと、主の怒りが火のように燃え上がり、それを消す者がいなくなります(4)。
Ⅱ.国中に角笛を吹け(5-22)
ユダの民はかたくなで、最後まで悔い改めませんでした。彼らは祝福のメッセージには耳を傾けましたが、さばきのメッセージは拒みました。彼らはさばきのラッパの音を聞いても、悪を行なっていました。しかし神様は、いつまでも彼らの罪を耐え忍ばれる方ではありません。神様は、バビロン帝国が飢えた獅子のように上って来るようにされ、突然エルサレムを滅ぼされます。破滅に次ぐ破滅が続き、全地がかすめ取られ、荒れ果ててしまいます。悔い改めない国や個人は、結局滅びてしまいます。さばきのラッパの音は、今も鳴り響いています。このような時、私たちは心の包皮を取り除いて、主に立ち帰らなければなりません。
祈り:主よ!私は心の包皮を取り除きます。そして滅びの道を行く者たちにさばきの福音を伝え、悔い改めさせるように助けてください。
一言:心の包皮を取り除け
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