聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 05月 25日 (金)

エレミヤ5:1-13
真実を求める者

Ⅰ.だれかが行なっていれば(1,2)
 神様は恵み深く、愛が豊かな方です。神様はその大きな愛で、ユダの民を長い間耐え忍んで来られました。できるものなら、彼らの罪と咎を赦し、破滅から救い出そうとされました。しかし今は、これ以上赦すことができなくなりました。なぜでしょうか。エルサレムは栄え、多くの人が住んでいました。神様は、「だれか公義を行ない、真実を求める者を見つけたら、エルサレムを赦そう。」と言われました(1)。しかし彼らの中から、一人の義人も見つけることができませんでした。全てがかたよって、無益になっていました。ユダには一人の義人もいなかったので、結局滅んでしまいました。神様は、公義を行ない真実を求める者を、捜しておられます。
Ⅱ.どうして、わたしがあなたを赦せよう(3-13)
 ユダの民は、いくら打たれても、痛みもせず、絶ち滅ぼそうとされたのに、懲らしめを受けようともしませんでした(3)。彼らは顔を岩よりも堅くして、悔い改めようともしませんでした。彼らは霊的には愚か者で、主の道も、主のさばきも知りませんでした。神様は彼らを祝福され、満ち足らせましたが、彼らは遊女のようになり、恩を仇で返しました。それだけではなく、神様の存在自体を認めず、主のしもべたちを風のように考えました(13)。結局彼らは、獅子のような強大国に引き裂かれ、滅びてしまいます(6)。

祈り:主よ!この地の広い通りには多くの人がいます。私が主を探し求める者になります。

一言:だれかが


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