聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 06月 10日 (日)

エレミヤ29:1-14
神様の計画

 エレミヤはバビロンに連れて行かれた同族たちに、手紙で神様の御言葉を伝えました。神様は、「そこに家を建て、畑を作って、その実を食べよ。」と言われました。妻をめとって子どもを生み、そこで増えよと言われました。彼らは異邦の地に連れて行かれた羞恥と屈辱を受けました。彼らは、神様の懲らしめを受けるようになった自分たちの身の上に絶望し、自暴自棄になる恐れがありました。しかし神様の計画は違いました。神様は、彼らが神様のお与えになった状況を前向きに受け入れ、熱心に生きることを願われました。神様は、「バビロンで七十年が満ちれば、彼らをエルサレムに連れ戻そう」と計画されました。神様の、彼らに向けられた計画は、わざわいではなく、平安です。神様の計画は、彼らに将来と計画を与えるものです。今は罪によって罰を与えますが、神様の御心には、彼らに対する前向きの計画があります。失敗して罪に落ちても、暗い考えをせずに、神様の明るい計画を持たなければなりません。
 神様は、イスラエルがバビロンで主に叫び祈ることを、願われます。「もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。」懲らしめは絶望ではありません。主に出会うことのできる、新しい恵みのチャンスです。絶望の状況であっても、祈り、主に叫ぶならば、主は私たちに会ってくださいます。神様の恵みの門は、いつも私たちの前に開かれています。

祈り:主よ!私が失敗の前で絶望しません。神様の計画を抱いて、前向きな信仰によって生きるように、助けてください。

一言:神様の計画は、明るく前向きのものだ


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