聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 06月 11日 (月)

エレミヤ30:1-24
彼らの王に仕えよう

 神様は、イスラエルとユダの捕らわれ人を先祖たちに与えられた地に帰らせる、と約束されます。彼らは、男がみな産婦のように腰に手を当て、みなの顔が青く変わるほどに苦難と患難を受けました。首に重いくびきを負って、縄で縛られて行く捕虜となり、異邦人たちに仕えました。神様はそのくびきを砕き、そのなわめを解き、異邦人から自由にしてくださいます。彼らは戻って来て、主なる神様に仕えるようになります。神様が立てられたダビデのような王に仕えるようになります。首にくびきを負い、縄で縛られ、異邦人に仕える生活はどれだけ苦痛が伴うことでしょうか。神様はご自分の民を自由にされ、真の王に仕えるようにされます。イエス様は、私たちを罪のくびきと縄から救ってくださる、ダビデのような王です。イエス様に仕える生活に自由があり、幸せがあります。
 イスラエルの傷は癒すことができないほどに深刻なものでした。彼らの罪を弁護する者がなく、傷に塗る薬もありません。彼らは重い罪のために、約束の地から追い出され、異邦人の捕虜になりました。神様は、このような彼らを癒され、治してくださいます。彼らをもう一度増やし、もと通りに回復してくださいます。彼らの中から感謝の賛美と喜びの声が出て来ます。彼らは神様に仕える栄光ある民として回復されます。罪によって絶望する捕虜を治療し、栄光ある神様の民として回復してくださったのは、神様の大きな憐れみです。イエス様は、罪によって病み、何の役にも立たなくなった罪人を癒し、栄光ある神様の民として立ててくださいます。

祈り:主よ!私の深刻な罪の傷を治療し、主に仕える幸いな民に回復させてください。

一言:イエス様に仕える時、自由と幸せがある


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