聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 06月 12日 (火)

エレミヤ31:1-34
新しい契約

 もともと神様はイスラエルを永遠の愛で愛してくださいました。それで異邦人の捕虜となった彼らをもう一度立ててくださいます。神様はサマリヤの山とエフライムを美しく回復してくださいます。その時、彼らの心は水の流れる園のように、豊かに回復します。過去彼らは子どもを失った女のように泣きました。今、神様はいなくなった子どもたちを帰らせてくださいます。彼らは罰を通して、過ちを犯した子牛のようであったことを顧みました。神様は彼らを咎めましたが、実は彼らを深く考え、大切に思われました。捕らえられた者が立ち帰る時、ユダは義の住みか、聖なる山になります。疲れたたましいは潤され、しぼんだたましいは満たされます。神様の罰を受ける時にも、望みを持たなければなりません。私たちは神様の子どもなので、回復する望みがあります。
 神様はイスラエルとユダの家に新しい契約を立てられます。この契約は、エジプトの地から導き出された時に立てた契約とは違います。その時彼らは、「神様を夫として仕える」という契約を破りました。今神様が立てる新しい契約は、神様の律法を彼らの心に置き、彼らの心に書きしるされます。「わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。」昔の契約が破られたのは、契約が不完全なものであったからではなく、人の心が変わらなかったからです。新しい契約は、私たちの内なる人を変えさせます。私たちのうちに神様の御言葉が刻まれ、根本的に別の存在に変えられます。この契約は、イエス様の十字架の血によって立てられた永遠の契約です。

祈り:主よ!イエス様の血によって立てられた新しい契約の中で、内なる人が変わるように助けてください。

一言:新しい契約の仲介者であるイエス様


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