聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 06月 15日 (金)

エレミヤ39:1-18
信頼する者

 ネブカデレザルがエルサレムを包囲して打ちました。ゼデキヤ王は、バビロンに降伏すれば生きる、という神様の御言葉を知っていました。しかし最後まで、聞き従いませんでした。一年半の間、抗戦した末、結局はエルサレムが落ちました。王は逃亡の末つかまり、子どもたちは目の前で殺されました。バビロンの王はゼデキヤの目をえぐり取り、鎖につないで、バビロンに連れて行きました。エルサレムは燃え、城壁が取り壊されました。民たちはバビロンに連れて行かれ、貧民だけがユダの地に残りました。彼らは、神様がエレミヤを通して何度も警告された時、聞かなければなりませんでした。しかし警告を無視し、自分勝手に生きる道を探しました。その結果、破滅しました。神様の警告を無視して生きる道は、どこにもありません。
 バビロンの王はエレミヤを優待しました。監視の庭に監禁された彼を釈放し、民の間に住まわせました。エレミヤが閉じ込められていた時、神様はエベデ・メレクに対して、話されました。その町に災いを下さる時、エベデ・メレクを救ってくださるという約束です。神様は、彼を恐れている者たちの手に渡されない、と言われました。神様が徹底的にさばかれる中で、エベデ・メレク一人を顧みてくださる理由は何でしょうか。彼が主に信頼したからです。神様は、ご自分に信頼する者を、滅亡の中に放っておかれません。神様は、災いの中でも、信頼する者を探しておられます。そして必ず救ってくださいます。それで神様に信頼する者は、災いを恐れる必要がありません。

祈り:主よ!人々がどのような道を歩んでも、私が主に信頼することで救いの道を歩むように助けてください。

一言:主に信頼することが、私の救い


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