聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2023]

2023年 12月 14日 (木)

エレミヤ書 19:1-15 (1,2)
わたしがあなたに語ることば

 主はエレミヤに、ご自分の語ることばをユダの王とエルサレムの住民に向かって叫ぶように仰せられました。また、土の焼き物のびんを買って来て、ベン・ヒノムの谷でそれを打ち砕いて見せるように言われました。その谷は、民が主を捨てて、ほかの神々にいけにえをささげ、自分の子らの血で満たした場所でした。このようなひどい行為を行ったために、裁きが下されようとしていました。主は、ご自分の伝えたいメッセージが人々に明確に伝わるように、人々の視覚に訴える大胆な語り方をエレミヤにさせました。民が、主の語ることばを真剣に聞き、その意味を考え、自分の咎を認めて主に聞き従うことを願っておられました。

 エレミヤの預言活動はトフェトから帰ってきてからも続きました(14)。彼は主の宮の庭に行きました。エレミヤは民全体に向かって彼らの罪について語り、「イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。見よ。わたしはこの都とすべての町に、わたしが告げたすべてのわざわいをもたらす。」(15)と、来たるべき裁きについて警告しました。エレミヤの預言活動は、まさに神様の心を反映していました。神様はご自分の民を愛しておられました。彼らがへりくだって悔い改めることを心から願っておられました。



祈り:主よ、私は自分の罪の闇の中でさ迷っていましたが、あなたは全力を尽くして私の心に語りかけて下さいました。私の暗闇の中ででも、諦めずに話して下さったことを心から感謝します。

一言:主はあきらめずに語る方


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