聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2023]

2023年 12月 19日 (火)

エレミヤ書 23:9-40 (18)
主との親しい交わり

 エレミヤは偽預言者たちの罪を叱咤しています。イスラエルは姦通と悪と正しくないものをその力とするという呪いの中にいました(10)。昔、サマリアの預言者たちがバアルによって預言し、民たちを惑わしたように、彼らもまた悪を行う民たちを立ち返らせなかったことで、結局エルサレムをソドムとゴモラのようにさせてしまいました。特に、彼らは幻を受けたとして、主の名を売って、偽りの平安を言い、主の御言葉を盗んでしまいました。しかし、主の御言葉ははっきりと、エルサレムの裁きを仰せられました。彼らはこれから苦よもぎを食べ、毒の水を飲み、うずを巻く暴風のような主の憤りに襲われるのです。

 主のしもべは、普段から主と親しく交わり、主が下さることばに耳を傾けなければなりません。主からことばを受けたら、それを忠実に語らなければなりません(28)。その人は、自分の考えや自分の夢を語るために神様のみことばを利用したり曲げたりしてはなりません。もちろん、自分なりの考えや夢を持つことは、それ自体悪いことではありません。しかし、神のことばではないのに、それらを神のことばであるかのように語る時、問題となるのです。神様のことばというのは、かたくなな心を打ち砕く金槌のようです。清める火のようです(29)。私達が神様と親しく交わり、主のみことばをまっすぐに語るとき、みことばの力によって民はその悪い生き方と悪しき行いから立ち返るようになります(22)。ですから、神のことばを曲げずに、その力を信じて、まっすぐに宣べ伝えましょう。



祈り: 主よ、私が普段から主と親しく交わる時間を持つように助けてください。その交わりを通して、正しくまっすぐにみことばを伝えるしもべとなるように祈ります。

一言:主のことばを聞く交わり


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