聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2024]

2024年 02月 16日 (金)

エレミヤ書 29:1-32 (11)
あなたがたに将来と希望を与えるためのもの

 預言者エレミヤは、バビロンで捕虜生活をする長老たちと祭司とすべての民に、手紙で神様の御言葉を伝えました(1)。その手紙の内容は何ですか。そこで家を建てて住みつき、畑を作り、その実を食べなさいというものです(5)。また、妻を迎えて子供を生んで繁栄しなさいという内容です(6)。これは、捕虜生活が自分たちの思っていたより長くなることを教えてくれます。また、神様は彼らに、バビロンの町の繁栄のために祈りなさいとも言われます(7)。バビロンの町が繁栄すれば、その中で捕虜生活をする自分たちも繁栄するからです。彼らは苦難の前で絶望し、自暴自棄になりやすいです。しかし、神様を信じて、普段の生活をすべきなのです。神様の訓練を心に受け入れてあわれみを求め、神様の時を静かに待つのです。彼らは、捕虜生活が長くないはずだと言う偽預言者や占い師に惑わされてはいけません(8)。夢を見たと聞いて信じたり、人の話をやみくもに信じたりしてはいけません。今の時代、聖書の御言葉よりも、夢や占い、偽預言者の言葉を信じる人々が多いです。神様の御言葉で分別する必要があります。バビロンで七十年が満ちる頃に必ずエルサレムに帰すと約束された神様を信じなければなりません(10)。現在、彼らは神様の裁きを受けて捕虜生活をしています。しかし、彼らに対する神様の計画はわざわいではなく、平安です(11)。神様はバビロン捕虜生活を通してその民を訓練した後、時が来れば、必ず回復させてくださるのです。したがって、苦難の時には、神様に呼びかけ、神様に祈らなければなりません(12)。心を尽くして神様を求めるべきです(13)。そうするなら、私たちは神様を見出し、回復の御業を体験するようになります。



祈り:主よ、私たちに対するあなたの計画が平安と将来に満ちたものであることを感謝します。目の前の状況がどうであろうと主の中で望みと希望を持って信仰によって生きます。

一言:平安と将来と希望


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