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2024年 02月 17日 (土)

エレミヤ書 30:1-24 (17)
あなたの打ち傷をいやす

 神様はエレミヤに、「わたしがあなたに語ったことばをみな、書物に書きしるせ」と言われます(2)。神様の御言葉は必ず成就します。裁きの御言葉も成就しますが、回復の御言葉も必ず成就します。もちろん回復の時が来る前に、イスラエルの民は苦難と試練のトンネルを通らなければなりません。彼らは試練の中で恐怖の中で震えます(5)。しかし、神様は彼らを苦難から救い出されます。神様は彼らの首のくびきを砕かれ、彼らの手にはめられていたかせを解かれます(8)。ですので、神様は彼らに向かって、恐れたりおののいたりしないようにと言われます(10a)。神様が彼らを遠くから救い、彼らの子孫を捕囚の地から救われるからです(10b)。その時、彼らは再びエルサレムに帰ってきて平穏に安らかに生きます。もちろん、神様は法に基づいて彼らを懲らしめます。決して罪のない者とは思いません(11)。現在、彼らは罪によって傷を負い、けがをしている状態です(12)。罪による彼らの傷に薬をつけて癒してくれる者もいないほど深刻です(13)。これらは、彼らの咎が大きく、罪が重かったゆえの結果です(14)。しかし、時が来ると神様が恵みを施し、イスラエルの民の打ち傷をいやしてくださいます(17)。捕虜たちは帰ってきて廃墟になった丘の上に都を建て直します(18)。また、神様は彼らを支配する指導者を彼らの中から立ててくださいます。その時、彼らの口からは感謝の歌と喜び笑う声が溢れ出るようになります。神様は裏切った彼らと再び契約を結び、自分の民としてくださいます。したがって、驚いてはいけません。今、あなたは、罪の傷が深くて癒す薬も、処方もない状況だと、絶望してはいませんか。神様が恵みを施してくださる時、どんな傷も完全に癒され、新しい人生を生きるようになります。



祈り:主よ、罪によって病み、何の役にも立たなくなっていた罪人を癒し、栄光ある神様の民として立ててくださり感謝します。

一言:私の傷を治す主


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