聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2024]

2024年 02月 24日 (土)

エレミヤ書35:1-19(14)
真実なレカブ人

 35章は、ゼデキヤ王からニ代前の王、エホヤキムの時代にエレミヤにあった主のことばについて記しています。レカブ人はケニ人の子孫であり遊牧民族でした(Ⅰ歴2:55)。彼らの慣習はヨナダブから始まりました。ヨナダブはまことの神様を礼拝し、バアル崇拝への抗議の一環として、家族と子孫に、一生、家を建てたり、ぶどう畑を作ったり、そして永久にぶどう酒を飲んではならないと命じました。エレミヤはレカブ人を主の宮の一室に連れて来て、お酒を飲むように勧めました。しかし彼らは断固これを拒否しました。そして彼らがなぜ今までぶどう酒を飲まずに、天幕生活をしているのか、その理由を説明しました(6-10)。彼らは先祖ヨナダブが命じた通りに、そのまま行なっていました。彼らは先祖の命令を守るために、肉体の安逸と楽しみを退けました。

 反面ユダは、神様が遣わした多くの預言者たちの話に耳を傾けず、聞こうとしませんでした。彼らは不従順の子であり、信仰の貞節を裏切った反逆の子でした。結局彼らは恐ろしいさばきを受けるようになります。人は結局植えた通りに刈り取るようになるのです。神様は決してあなどられるような方ではありません(ガラ6:7)。神様は罪深い時代と妥協せずに信仰の貞節を守るために闘争する者たちを必ず祝福してくださいます(18,19)。私たちは、先祖の命令にそのまま従ったレカブの家の人々に学ばなければなりません。そのような姿勢で、神様の命令に従うべきです。



祈り:主よ、レカブの家の人々を通して教えて下さり感謝します。先祖が一度命じたことにさえ忠実に聞き従った彼らのように、私も主の命令に従順でありたいです。助けてください。

一言:聞き従う純粋な姿勢


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