聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2024]

2024年 02月 25日 (日)

エレミヤ書36:1-32(24)
巻き物を焼き尽くしたエホヤキム

 神様は、エレミヤに、「あなたは巻き物を取り、…イスラエルとユダとすべての国々について、あなたに語ったことばをみな、それに書き記せ。」と命じられました。それは、彼らに下そうとしているすべてのわざわいを聞かせ、彼らを悪い道から立ち返らせるためでした。様々な人の協力と助けによって、エレミヤの巻き物はエホヤキム王のところまで届きました。しかし、エホヤキム王は、御言葉が書かれた巻き物を小刀で裂いて、暖炉の火でそれを焼き尽くしました。神様の御言葉を火で焼くとは、衝撃的です。神様に対する恐れがないことが、そのまま現れています。彼は、「バビロンを通して、ユダをさばく」と言われた神様のさばきの御言葉を聞くのを嫌いました。反発心から神様の御言葉を焼き尽くすという悪を行いました。

 神様は、エレミヤに、もう一度、書き記すように命じられました。エホヤキムが焼いたからといって、神様のさばきの計画が消えたわけではありません。むしろ焼き尽くされたその御言葉のまま、エホヤキムに下すと言われました。神様の御言葉は、救いといのちの御言葉です。さばきの警告も、私たちを愛し救うためにお与えになったものです。受け入れるなら、蜂蜜のように甘くなります。私たちは、どんな神様の御言葉であっても、尊く聞かなければなりません。御言葉を愛さなければなりません。感謝する心で、受け入れなければなりません。絶対性を持って、聞き従わなければなりません。御言葉を拒む者は、その拒んだ御言葉によって、わざわいを受けます。



祈り:主よ、主は恵みの方ですが、必ず罪を罰せられる正しい方であることも信じます。私が恐れおののく心で、御言葉を受け入れ、主に罪を指摘された時には悔い改めるように助けて下さい。

一言:受け入れ、聞き従おう


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