聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2014]

2014年 09月 07日 (日)

エゼキエル3:4-21
見張り人の資格と使命

1.恐れずに、行きなさい(4-15)
 エゼキエルが御言葉を宣べ伝えるべきイスラエルの家は、額は堅く、心がかたくなな民です。エゼキエルは彼らに対しひるみ、恐れました。しかし、神様はエゼキエルに、「恐れずに行きなさい。」と言われます。「行って、彼らが聞いても、聞かなくても、『神である主はこう仰せられる。』と彼らに言え」と言われました(11)。見張り人には、決してひるまない勇気が必要です。
 このような勇気はどこから得られるのでしょうか。神様は、主の霊で彼を引き上げ、神様の御手で彼の心を動かされました。神様の霊が臨む時、私たちは見張り人としての力を受け、勇気を持つことができます。御言葉のしもべとして、私たちは恐れることなく、神様がくださる御霊の力を受けられるように、切に祈らなければなりません。
2.彼らを悟らせよ(16-21)
 見張り人の使命は、裏切った民たちの罪を悟らせることです。この使命を担うためには、まず神様の御言葉を聞いて、自分を悟らせなければなりません。まず自分のたましいを悟らせた人だけが、他の人のたましいを悟らせることができます。見張り人が悪者と正しい人に警告を与えても、その人が悪の道から離れていのちを得ようとしなければ、神様はその血の責任をその人自身に問われます(18,20)。私たちが悪者に語らなければ、彼らは悪い道を歩み、滅びるしかありません。罪の中で、死ぬしかありません。それで、見張り人は、はっきりと罪を悟らせなければなりません。

祈り:主よ!私を、罪を悟らせる見張り人としてください。

一言:私たちは霊的な見張り人


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