1．わたしは、彼らの聖所となっていた(1-20)
　神様は、罪を犯したイスラエルに憤りを注ぎ、死体でその道ばたを満たし、他国人の手に渡し、異邦の地に散らされました(6,9)。エルサレムに残っている人々は、捕虜として連れて行かれる同胞たちに、「主から遠く離れよ。この地は私たちの所有として与えられているのだ。」と、あざ笑いました。しかし、神様はむしろ、慰めと望みの御言葉をくださいます。「わたしは彼らを遠く異邦の民の中へ移し、国々の中に散らした。しかし、わたしは彼らが行ったその国々で、しばらくの間、彼らの聖所となっていた。｣(16)。
　神様が彼らを懲らしめられたのは、彼らを立ち返らせ、きよめようとする愛のためでした。それで、神様は彼らに一つの心を与え、彼らのうちに新しい霊を与え、彼らのからだから石の心を取り除き、肉の心を与えられます。神様のおきてに従って歩み、定めを守り行なう神様の民として、立てようとされます。私たちは、試練の時に、失望すべきではありません。私たちに向けられた聖なる神様の愛を信じなければなりません。心を立ち返らせ、神様の御言葉とその教えに従わなければなりません。
2．忌むべきものに従う者(21-25)
　神様の懲らしめを前にしても、悔い改める代わりに心をかたくなにし、神様の憎むものと忌み嫌うものに、心から従う人がいます。神様は、このような人々にはその行ないによって返される、と警告されました(21)。

祈り：主よ！苦難と懲らしめの日に、私はあなたの聖なる愛を覚えます。新しい霊をくださり、悔い改めるように、助けてください。

一言：懲らしめの日に、神様の愛に頼ります