聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2014]

2014年 09月 12日 (金)

エゼキエル13:1-23
にせ預言者の特徴

1.自分の心のままに預言する者(1-9)
 にせ預言者は、自分で何も見ないのに、自分の霊に従って、自分の心のままに預言します(9)。その結果、真理を歪め、民たちを堕落させてしまいます。また、彼らは「むなしい幻を見、まやかしの占い」をしながらも、「主の御告げ」と言って、神様の御名を軽んじます。それで、神様の御怒りを招く者となります。
2.平安がないのに、「平安」と言う者(10-16)
 彼らは荒野にいる狐のようです。狐はぶどう園の壁に穴を開け、ぶどう園を壊す動物です。このように、彼らは私たちのたましいの壁に穴を開ける狐のようです。悪賢い言葉と、むなしい話で、人々を惑わします。にせ預言者たちは、わざわいが来ても、「平安だ、平安だ」と言って、偽りを話します(10)。彼らは、悔い改めのメッセージ、十字架のメッセージ、さばきのメッセージを伝えずに、偽りの平安の話だけをします。
Ⅲ.お金のために、たましいを惑わす者(17-23)
 にせ預言者たちの特徴は、その貪欲にあります。お金を愛し、ひとつかみの大麦のために、少しばかりのパンのために、神様を汚し、偽りを語り、民たちのたましいを死なせます。本当の預言者は兄弟たちのたましいを生かすために自分を犠牲にしますが、にせ預言者たちは、自分の利益のために兄弟たちを犠牲にします。

祈り:主よ!私に霊的な分別力をください。この時代にはびこるにせ預言者たちに惑わされないように、兄弟たちをにせ預言者たちから守れるように、助けてください。

一言:にせ預言者たちに警戒しなさい


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