1．小さな水が大きな川になる(1-6)
　エゼキエルが幻の中で見ると、神殿の敷居の下の方から、水が流れ始めていました。その水は次第に大きくなって行き、最初はエゼキエルの足首まで達していましたが、しばらくして渡ると、ひざに達し、更に渡ると腰にまで達しました。しばらくして更に渡って見ると、水かさは増え、渡れないほどになっていました。この川の水は、神様から来る全ての霊的な祝福を指しています。神様から出て来るいのち、救いの恵みは、初めは小さく、目立ちません。神様の救いの御業もそうです。しかし、それは続けて流れ、ついには、大きな川を造るように、満ち溢れるようになります。
2．全てのものが良くなり、生きる(7-12)
　この川が流れて行く所はどこででも、樹木が生い茂り、非常に多くの魚がいるようになりました。また、その川の水が流れて、入り込むと、死んでいた海の水が良くなりました。離れていた漁師たちが戻って来て、もう一度、網を投げて、魚を取るようになります。その川の水が流れない所は、塩のままで残りますが、川の水が流れる両岸には、あらゆる果樹が生長します。その葉は枯れず、毎月、新しい実を実らせ、その葉は薬となります。この川は、神様の御言葉であり、聖霊です(ヨハ7:38,39)。御霊が働く所には、いのちが生かされるようになります。また、聖霊が働かれる時、望みがなかった者から、内的に、外的に、豊かな実が実ります。また、聖霊は、傷つき、病んでいる者を癒します。聖霊は、私たちの望みです。

祈り：主よ！干からびた私の心を、聖霊の川、恵みの川で生かしてくださり、感謝します。今、この川の水で豊かにしてください。

一言：川の水のように流れる聖霊