聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2014]

2014年 09月 22日 (月)

エゼキエル48:1-35
主はここにおられる

1.各部族の地域(1-29)
 神様は、イスラエルが戻って来てから、各部族が相続する地を分配してくださいます。ところが、ヨシュアの時代とは違いました(ヨシ13:8-17:18)。ヨシュアの時代には、出生した順序に従って、分配されましたが、今は、各部族の業績に従って、分配されるからです。恵みを忘れがちだったダンの部族は、主の宮から最も離れた所に配置されました。しかし、分裂王国時代にも、ユダ族と共に最後まで神様に仕えたベニヤミン族は、宮の近くに配置されました。私たちも、神様のためにあげた業績に従って相続地を受けるようになります。
 神様は、各部族に分配した土地の他に、聖なる地を区別して、その中央に主の宮を置かれました。そして、その地の一部を祭司とレビ族に返されました。また、神様は新しい町を定められ、新しい地にふさわしい新しい秩序をお立てになりました。
2.主はここにおられる(30-35)
 神様が、立てるように命じられた町の各方位には、門が三つずつありました。その門には、各部族の名前がつけられていました。特に、その町の名前は、「アドナイ・シャマ」とつけられました。これは、「主はここにおられる。」という意味です。神様は、ご自分の民にゆだねられた町、そこにおられます。そして、そこで、神様はご自分の民の間に永遠におられ、交わることを願われます。これが、ご自分の民を回復される本来の目的です。罪と咎で死んでいた私たちを回復してくださった神様の、本来の目的も、これと同様です。

祈り:主よ!罪と咎によって死んでいた私を生かし、今、私と永遠に交わることを願われることに、感謝します。

一言:主はここにおられる


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