聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2018]

2018年 10月 02日 (火)

エゼキエル書2:1-3:3(2:5)
預言者がいることを知らなければならない

 エゼキエルは神のことばを伝える前に、神様が下さるもの(一つの巻き物)を食べなければなりません(8-9)。その巻き物には、哀歌と、嘆きと、悲しみとが書いてありました。これらは、悔い改めないイスラエルの民たちに臨まれる神のさばきのことばです。神のさばきを伝える事は辛く、苦しいことのように見えます。しかし、エゼキエルが神様から与えられたこの巻き物で腹ごしらえをし、それを食べて腹を満たすと、蜜のように甘かったのです。神のさばきのことばには、救いのための神様の愛が込められています。ですから、さばきのことばも深く受け入れるなら、蜜のように甘くなるのです。神様のしもべたちは先に神のことばをしっかり食べなければなりません。そして神のことばで腹を満たし、苦いことばでも甘い味を味わう体験をしてから伝えるべきです。今日でも、多くの人々が神のことばを聞こうとしません。神のことばを伝える私たちも嫌っています。しかし、神様は彼らが自分たちのうちに預言者がいるということを知らなければならないので、私たちを遣わされるのです。私たちは、先に神のことばを食べてから、彼らが聞こうと聞かなかろうと関係なく伝えなければなりません。

適用 : なぜ私たちを遣わしますか

一言:預言者がいることを知ってもらうために


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