聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2018]

2018年 10月 06日 (土)

エゼキエル書6:1-14(10)
私が主であることを知ろう

 しかし、イスラエルは、神様のさばきと災いの警告を真剣に受け取りませんでした。さらに偽預言者たちが、主の御名を借りて平安を伝えました。高官たちは偽預言者の言葉のほうを主の御言葉だとし、エレミヤを牢に入れました。なぜでしょうか。人間は自分が願う姿を真の神様の姿だと思いたがります。ここには人間の貪欲が潜んでいます。これも偶像崇拝です。偶像は人の罪や聖なる生き方について何も言いません。しかし、神様は罪を憎まれ、ご自分の民が聖なる国民になることを願われます。神様は罪から立ち返らない人に罰を下してでも罪を切り取り、神に立ち返るようになさいます(8,9)。神様は罰することも、滅ぼすこともできます。イスラエルは滅亡の時になってようやく、さばきと災いを与えるお方が主であることを知るようになるのです(10)。
適応 : 神様が災いを下す目的は何でしょう
一言 : 主であることを知るように


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