聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2018]

2018年 10月 07日 (日)

エゼキエル書7:1-27(6)
終わりが来る

 では、その終わりに、彼らに何が起こるのでしょうか。神である主は彼らの行いに仕返しをし(4)、わざわいが来るようにし(5)、憤りを注ぎ(8)、彼らの行いに従ってさばき、すべての忌みきらうべきわざに報いをし(8)、打たれます(9)。その日、終局がやって来ます。その日が来ると、罪の杖が花を咲かせ、高慢がつぼみを出しますが、彼らの全ての富はなくなり、彼らのために嘆く者もいなくなります。苦悩に満ちた日々となります。それで、人々は平和を求めますが、それは与えられません。災難の上に災難が来、うわさがうわさを生み、何が真実であるかが分からなくなります。預言者に幻を求めるようになりますが、指導者であるはずの祭司も長老も、王も君主も全く頼りにならなくなります。終わりにはこのようなことが起きるわけですが、それは神である主がなされたことなのです。
 彼らはこのようになさる方が主であることを知るようになります。終わりの日が来たら、すべてが終わります。罪、高慢、偶像崇拝なども終わります。苦しみも終わり、苦しめられる義人の道も終わるのです。神様はその行いによって報われるお方です。そのお方によって、罰が与えられ、打たれ、滅びるのです。また、その方は私たちを哀れみ、慰め、栄光たるものをも与えられます。神様はエゼキエルを通して、さばきや災いを下されるのは、神である主であることを明確に言っています。ですから私たちは神様の御前で恐れおののく心で生きていかなければなりません。何よりも神様の前に出て行って、悔い改めることに励んで行きましょう。
適応 : 終わりが来ないと思っていますか
一言 : 終わりが来る、おわりが来る


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