聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2018]

2018年 10月 17日 (水)

エゼキエル書 17:1-24(15)
大鷲とぶどうの木のたとえ

 二番手に登場する大鷲は、まさにこのエジプトを象徴します(7)。ぶどうの木が潤いを得るために、根を、その鷲のほうに向けて伸ばす姿は、エジプトに頼って助けを求めるゼデキヤとイスラエルの姿を指します。しかし、彼らの人間的な試みは成功しません。ゼデキヤは捕虜としてバビロンに捕え移されて死にます(16)。彼が頼っていたエジプトはバビロンに敗れてしまいます(17)。神様との契約を破ってエジプトに頼ったイスラエルは剣に倒れます。神様のさばきをへりくだって受け入れるなら、神様の哀れみを受けます。ゼデキヤのように人間的な方法で解決しようとするなら、もっと大きな苦難を受けることになります。神様は神様の懲らしめを感謝して受け、悔い改め、哀れみを求める者に生きる道を開いてくださいます。もちろん、バビロンもエジプトも、頼る対象ではありません。私たちが頼るべきお方は、唯一の神様だけです。

適用:神様の代わりに他のものに頼る人はどうなりますか

一言:倒れる


<<(1)    前のページ(16)    17    次のページ(18)    (32)>>

聖書別日ごとの糧