聖書別日ごとの糧 >> エゼキエル書[2018]
2018年 11月 29日 (木)
エゼキエル書 21:1-32(14)
人を刺し殺す剣とし
人を刺し殺す剣とし
「わたしの子の杖」とはダビデの王権を指し、「すべての木」とは異邦の国々を指します(10)。イスラエルは異邦人を見下し、蔑視し、ダビデの王権は決して倒れることがないと確信していました。彼らはさばきの剣を恐れていませんでした。しかし、この剣はイスラエルの民すべてをも刺し殺すものでした。この剣はイスラエルの隅々に臨み、彼らの罪を徹底してさばきます。
一方で、バビロンの王は進撃の途上で、アモン人のラバに至る道とイスラエルに至る道の間で迷います。バビロンの王は、エルサレムへの占いが当たり、エルサレムの城壁くずしを配置し、塹壕を掘り、塁を築きます。この日はイスラエルのすべてのわざに罪が表れるさばきの日となり、ユダの王が最後を迎える日となります。イスラエルは主がユダの王権を守られ、エルサレム城を保護されるものだと漠然とした考えだけでいました。しかし、それは大きな間違いでした。イスラエルが軽蔑しているバビロン王の剣を通して、神様はイスラエルの民を徹底にさばかれるのです。
適用:神様のさばきがない者と思っていませんか
一言:剣で滅ぼされ
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