聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2018]

2018年 12月 03日 (月)

エゼキエル書25:1-17(3)
あはは、と言ってあざけった

 アモンはイスラエルの地が荒れ果てたとき、あはは、と言ってあざけりました。手を打ち、足を踏み鳴らし、心の底からあざけって喜んだのです。モアブは、ユダの家は異邦の民と変わらないと非難しました。彼らは、主の民であるイスラエルが滅びてゆくのをみて、異邦の民と同じ扱いをしました。エドムはユダの家に復讐を企てました。彼らはイスラエルの不幸こそ、自分たちの幸せだと思いました。主はイスラエルをその罪のために厳しく裁かれましたが、主の民の滅びを喜ぶ者たちもまた厳しく裁かれます。アモンとモアブは、東の人々に渡されるという裁きが下されました。エドムは、主の民イスラエルの手で直接復讐されます。神である主は、アブラハムを祝福する者を祝福し、アブラハムをのろう者をのろい、地上のすべての民族はアブラハムによって祝福されると約束してくださいました(創12:3)。主の民がその罪によって、主の裁きを受けるときがあります。そのとき、この世の人々だけではなく、主の民同士からも、あははとあざけられるときがあります。しかし、主の民を呪うと、その呪いが自分に返って来ることを知っておかなければなりません。私たちは人の不幸のとき、慰めるべきです。他人の不幸を願うより、祝福してあげるべきです。

適用:人の不幸に、あはは、と言ってあざけますか

一言:祝福してあげるべきです


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