聖書別日ごとの糧 >> エゼキエル書[2018]
2018年 12月 04日 (火)
エゼキエル書26:1-21(21)
ツロの敗亡
ツロの敗亡
神である主は、海の波が打ち寄せるように、多くの国々をツロに向けて攻め上らせます。彼らはツロの城壁を破壊し、そのやぐらをくつがえします。ツロは諸国のえじきとなり、畑にいる娘たちも剣で殺されます。諸国はツロのすべてを踏みにじり、剣で民を殺し、強い柱は地に倒されます。ツロの誇りであった財宝は略奪され、城壁はくつがえされ、住みごこちのよい家は取りこわされます。彼らの騒がしい歌はやめさせられます。ツロと貿易をしていた海辺の君主たちはみな、恐れを身にまとい、身震いしながら、ツロのことでおののきます。ツロはなぜ、このようになったのでしょうか。神である主が彼らを敗亡させたからです。主が敗亡させると、あんなにも豊かだったツロは二度と建て直されません。人がツロを尋ねても、永久に見つけることはできません。主が敗亡させると、この世のどんなに強い国も、どれだけの富があったとしても、一瞬にして滅びてしまいます。だから、主の御前で謙遜であるべきです。消え失せてしまうこの世の国や富によらず、神である主だけに拠り頼むべきです。
適用:富に依るとき、どうなりますか
一言:敗亡
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