そんなツロが、海の真ん中で東風によってくずれ落ちました。財宝、貨物、商品、水夫、船員、修繕工、商品を商う者、すべての戦士、全集団が海の真ん中に沈んでしまいます。ツロと取引をして、多くの利益を手にしていた者たちも、滅ぼされたツロのため、心を痛めて嘆き、泣き声をあげて哀歌を唱えます。「だれかツロのように海の真ん中で滅ぼされたものがあろうか。」と悲しんで歌います。ツロは自分の富を誇りました。自分たちの栄華が永遠に続くと思いました。神である主に仕えなくても安全であると思いました。多くの国々の民を満ち足らせ、その豊かな財宝と商品で地の王たちを富ませたと思っていました。高慢だった彼らは、神である主が打ち破られたとき、彼らは一瞬にして、悲しみの歌の主人公になってしまいました。この世の財宝は永遠なものではありません。この世の栄光もそうです。これらを神である主よりも頼ってしまう人、またそれを誇る人々は、いつか必ず悲しみの歌の主人公になってしまいます。神である主だけが永遠です。主だけが私たちの拠り頼むべき唯一の対象です。主だけが、私たちの真の誇りです。

適用：悲しみの歌を歌わないためにはどうすべきですか

一言：主だけに拠り頼りましょう