聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2018]

2018年 12月 07日 (金)

エゼキエル書29:1-21(6)
エジプトは葦の杖

 捕囚の民の一人としてエゼキエルがバビロンに連れて来られてから二十七年(紀元前570年頃)が過ぎた第一の月の一日、エゼキエルに主のことばがありました。バビロンの王ネブカデレザルはツロを攻撃しますが、その軍隊のみなの頭ははげ、肩はすりむけ、報いは何もありません。それゆえ、神である主はバビロンの王にエジプトの地を与え、富を取り上げ、物を分捕り、獲物をかすめ奪わせます。彼の軍隊は主の裁きの道具として、主のために用いられたので、その報いが与えられました。その日、主はイスラエルの家のために、一つの角を生えさせ、エゼキエルの口を開かせます。私たちはエジプトやバビロンのように大口を叩く者に頼りがちです。しかし、彼らは葦の杖のようで、私たちを守ってはくれません。エジプトとバビロンのような強大国を御業の道具とされる神である主こそ、私たちの角であり、力であり、私たちが頼るべきお方です。

適用:私が頼るべき杖は何でしょうか

一言:一つの角を生えさせ


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