聖書別日ごとの糧   >>   ダニエル書[2009]

2009年 03月 03日 (火)

ダニエル書9:1-27
ダニエルの悔い改めの祈り

Ⅰ.ダニエルの悔い改めの断食の祈り(1-19)
 ダリヨス王の元年に、ダニエルは神様の御言葉を読んでいくうちに、預言者エレミヤが預言した期間が近づいて来たことを知りました。それはエルサレムの荒廃が終わるまでの年数が七十年であることです。ダニエルは、この預言がその通りに成就するように神様に進み出て、断食し、悔い改めの祈りをしました。彼は、イスラエルの民たちが神様の怒りを買ったのは神様の御言葉を聞かず、自分勝手に悪を行なったことを認めました(10)。イスラエルの民たちは神様の正しいさばきを受け、国々に散らされ、民族的な羞恥を受けるようになりました(16)。ダニエルはイスラエルの罪を認めた後に、神様の大きな憐れみに頼り、切に祈りました。彼は、神様がイスラエルのすべての罪を赦してくださり、主の御顔の光を、荒れ果てた聖所に輝かせてくださるように、切に祈りました(17)。ダニエルの祈りは大祭司の祈りでした。彼は民たちを代表して、神様の御前ですべての罪を認め、憐れみを求める祈りをしました。神様はこのような祈りを喜ばれ、すぐに答えてくださるのです。
Ⅱ.七十週の幻(20-27)
 ダニエルが祈りに力をいれている時、御使いガブリエルが訪ねて来て、神様の御旨を伝えました。神様は、ご自分の民の主権回復と聖なる都の再建のために七十週の期間を定めました。神様はご自分の計画どおりに世の歴史を主管されるのです。

祈り:主よ!ダニエルの大祭司の祈りをすぐに聞いてくださることを感謝します。私も民族の罪の問題で、主に進み出ます。

一言:私たちが罪を犯し、悪を行ないました。


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