聖書別日ごとの糧   >>   ヨエル書[2006]

2006年 04月 17日 (月)

ヨエル書3:1-21
その民の避け所


Ⅰ.すべての国々をさばく(1-15)

 神様はすべての国民を通して、ご自分の民を懲らしめました。しかし時になると、神様はご自分の民が戻って来るように、全ての国民を集め、ヨシャパテの谷でさばかれます。「ヨシャパテ」は「主はさばかれる」という意味であり、「さばく」とは「論争を始める」という意味です。神様はすべての国民と論争を始めながら、彼らの罪を一つ一つ指摘されます。彼らは、神様の民を諸国の民の間に散らし、神様の地を自分たちの間で分け取り、神様の民を犠牲にして自分たちの欲望を満足させ、神様の宮を略奪しました。神様は、彼らの行なった罪を彼らの頭上に返されます。彼らの無慈悲で傲慢で悪をさばかれます。その日には、日と月が暗くなり、星もその光を失います。

Ⅱ.その民の避け所(16-21)

 主が最後の日に、シオンから叫び、エルサレムから声を出される時、天と地が震えます。神様は敵にとってさばき主となり、厳かなさばきをされます。しかしご自分の民には避け所となり、とりでとなります(16)。神様はご自分の民を保護され、守られる時、山々には甘いぶどう酒がしたたり、丘々には乳が流れ、主の宮から泉がわき出ます。神様の民に祝福といのちが満ち溢れ、永遠にすむようになります。神様は、時にはご自分の民を懲らしめても、結局は守り、祝福してくださいます。


祈り:主よ!わが民の避け所、とりでとなってくださり感謝します。私がこの主に頼り、最後まで勝利の人生を生きることができるように祈ります。

一言:私の避け所、主


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