聖書別日ごとの糧   >>   オバデヤ書[2006]

2006年 05月 03日 (水)

オバデヤ書1:1-21
エドムに臨んだ神様のさばき


Ⅰ.心の中心が傲慢でした

 エドムは地形が険しく、海抜1,500メートルの高い所に住んでいたため、誰も自分たちを地に引きずり降ろすことはできない、と思っていました。彼らはみずから高ぶり、鷲のように高く上り、星の間に巣を作ろうとしました。彼らは心の中心が傲慢でした。

 神様は傲慢な彼らを徹底的に罰し、一つも残らず滅ぼされます(5)。

Ⅱ.兄弟に悪を行なった

 エドム人はイスラエルと兄弟の間がらでした。彼らは当然イスラエルが苦境に陥った時、助けなければなりませんでした。しかしむしろ彼らはイスラエルを略奪するのに加担し、またイスラエルのわざわいの日に傍観し、彼らの滅亡を喜びました。

 神様は、兄弟に悪を行なう彼らを喜ばれず、その行ないによって報われます。結局エサウ人はわらのように燃え尽き、何も残りません。神様は正義でさばかれる方です。


祈り:主よ!この民が正義でさばかれる神様を恐れ敬い、その御前にひれ伏すように助けてください。世界が一つの兄弟であるので、互いに愛することができるように助けてください。

一言:心の高慢は倒れに先立つ(箴16:18)


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