聖書別日ごとの糧   >>   ヨナ書[2006]

2006年 04月 30日 (日)

ヨナ書2:1-10
魚の腹の中で祈ったヨナ


Ⅰ.もう一度主の聖なる宮を仰ぎ見て祈るヨナ(1-7)

 ヨナは魚の腹の中で、自分の神主に祈りました。彼は苦難の中で挫折して自虐することより、神様に叫んで祈りました。彼は祈りの中で自分の罪を認め、神様が彼を海に投げ込まれたその主権を受け入れました。また、今受けている肉体的な苦痛よりも、神様の目の前から追われたことを最も悲しみました。そのように嘆き悲しむうちに、もう一度主の聖なる宮を仰ぎ見ました(4)。水に落ちたヨナは徐々に命の危険を感じていました。

 彼のたましいまでも衰え果てました。しかしその時ヨナは神様のことを考えました。そして神様が彼の祈りを聞かれ、彼の命を救ってくださるという確信で祈りました。

 いくら苦難がひどく、たましいが衰え果てたと言っても、神様の救いの愛を確信して祈らなければなりません。

Ⅱ.私の誓いを果たしましょう(8,9)

 神様の救いを信じて仰ぎ見るようになった時、ヨナの心に感謝が生じるようになりました。彼は神様が自分を救い出してくださるなら、ニネベに行って御言葉を伝える使命を担うという誓願の祈りをしました。そしてその誓いを果たすと決心しました(9)。

 結局ヨナは魚の腹の中で資格のない者に与えられる神様の恵みを深く体験するようになりました。


祈り:主よ!苦難と絶望と、ひどく衰え果てた時、主の救いを確信し、主だけを考えて祈ります。私を救ってください。

一言:魚の腹の中ででも祈ろう


<<(1)    前のページ(1)    2    次のページ(3)    (4)>>

聖書別日ごとの糧