聖書別日ごとの糧 >> ヨナ書[2010]
2010年 06月 01日 (火)
ヨナ2:1-10
魚の腹の中から、主に祈ったヨナ
魚の腹の中から、主に祈ったヨナ
Ⅰ.「もう一度、聖なる宮を仰ぎ見たい」と祈るヨナ(1-7)
ヨナは魚の腹の中から、彼の神、主に祈りました。彼は魚の中で挫折し、自暴自棄になることより、神様に叫んで祈りました。彼は祈りの中で、自分の罪を認め、神様が彼を海の真ん中の深みに投げ込まれた主権を受け入れました。また今受けている苦しみよりも、神様の目の前から追われたことを、ひどく悲しみました。そのように嘆き悲しむうちに、もう一度、主の聖なる宮を仰ぎ見ました(4)。水に落ちたヨナは次第にいのちの危険を感じるようになりました。
彼のたましいまでも衰え果てました。しかしその時ヨナは神様のことを思い出しました。そして神様がその祈りを聞かれ、彼のいのちを救ってくださるという確信によって、祈りました。
いくらひどい困難で、たましいが衰え果てても、神様の救いの愛を確信して祈ることが大切です。
Ⅱ.私の誓いを果たしましょう(8,9)
神様の救いを信じて、仰ぎ見るようになった時、ヨナの心に感謝が生まれました。彼は、神様が彼を救い出してくださるなら、ニネベに行って、御言葉を伝える使命を担うと誓願の祈りをしました。そしてその誓いを果たすと決断しました(9)。
結局ヨナは魚の腹の中で、何の資格もない自分に与えられる神様の恵みを深く体験するようになりました。
祈り:主よ!苦難と絶望と疲労が襲って来た時、主の主権を確信し、主だけを考えて祈ります。私を救ってください。
一言:魚の腹の中ででも祈る
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