聖書別日ごとの糧   >>   ヨナ書[2010]

2010年 06月 02日 (水)

ヨナ3:1-10
悔い改めるニネベの町

Ⅰ.神様のさばきを証しするヨナ(1-4)
 ニネベは、行き巡るのに三日かかるほどの大きな町でした。ヨナは一日目の道のりを歩き回って、「もう四十日すると、ニネベは滅ぼされる。」と叫びました。それは神様のさばきのメッセージでした。弱小国の青年が、それほど大きな町に行って、ましてさばきのメッセージを伝えることは、」決してやさしいことではありません。しかしヨナは神様の命令に聞き従いました。
Ⅱ.御言葉を聞いて、悔い改めたニネベの人々(5-10)
 ヨナがわずか一日だけ御言葉を伝えただけなのに、ニネベの人々はそれを心から受け入れました。人々が神様を信じて断食し、荒布をまとい、灰の中に座りました。このことがニネベの王の耳に入ると、王も荒布をまとい、灰の中に座りました。そして布告を出して、人も、家畜も、荒布を身にまとい、ひたすら神様にお願いし、おのおの悪の道から離れるように、命じました。王を始め、すべての人々が暴虐な行いから立ち返り、神様の憐れみを切に求めました。神様は、彼らが悪の道から立ち返るために努力していることをご覧になり、彼らにわざわいを下されませんでした(10)。悪の道を行なう者は神様のさばきを逃れることができません。しかし神様の御言葉を心から受け入れ、嘆き悲しんで、悔い改める者は、何の条件なしに赦されます。
 救いは聖い行ないによってではなく、心から悔い改めることによって、得られるものです。

祈り:主よ!悔い改める者を赦される愛に感謝します。私が悪の道から離れます。赦してください。

一言:ニネベの人々も悔い改める


<<(1)    前のページ(2)    3    次のページ(4)    (4)>>

聖書別日ごとの糧