聖書別日ごとの糧   >>   ミカ書[2007]

2007年 01月 22日 (月)

ミカ1:1-16
わたしは嘆き、泣きわめき

Ⅰ.サマリヤとエルサレムに対する神様のさばき(1-7)
 本文はミカが神様から受けたサマリヤとユダに臨むさばきについての幻です。神様は天の御住まいを出て、地に降りて来て、さばかれます。この世は、まるでろうが火でとけるように溶け去り、ろうが火で燃えるように燃えるのです。また水を全く吸収できない泥の地に降った水が洪水を起こし大きな被害をもたらすように、さばかれるのです。
 それは彼らが異邦の文化に流され、純粋な信仰を失ってしまい、偶像崇拝をし、これによってお金を儲けたからです。それで神様は偶像を打ち砕き、彼らが儲けたすべてのものを焼いてしまわれます。
Ⅱ.嘆き、泣きわめく預言者ミカ(8-16)
 ミカは神様のさばきのメッセージを聞いて、ひどく悲しみました。彼は嘆き、泣きわめき、裸で歩きました。ジャッカルのように嘆き、砂漠のだきょうのように悲しみ泣きました。これは罪がユダとエルサレムにまで及び、神様のさばきを避けることができないこと、を知ったからです。
 神様は、「エルサレムの罪が北イスラエルのせいだ」と言って、その責任を免除されませんでした。どんな理由であれ、罪はさばきを受けます。死体にはげたかが群がるように、罪がある所には必ず神様のさばきがあります。神様のさばきには南と北の区分がありません。

祈り:主よ!私が世の文化に流され、純粋な信仰を失ってしまったことを悔い改めます。嘆き、泣きわめく心をください。

一言:罪がある所には神様のさばきがある


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