聖書別日ごとの糧   >>   ミカ書[2014]

2014年 11月 03日 (月)

ミカ1:1-16
わたしは嘆き、泣きわめき

1.サマリヤとエルサレムに対する神様のさばき(1-7)
 本文は、ミカが神様から受けたサマリヤとユダに臨むさばきに対する幻です。神様は天の御住まいを出て、地に降りて来られ、さばかれます。世の中は、まるでろうそくが火でとけるように溶け、麦が火で燃えるように燃えてしまいます。また、水を全く吸収できない粘土質の地に降った雨が洪水を引き起こし、莫大な被害をもたらすようにさばきを受けます。
 これは、彼らが異邦の文化に染まり純粋な信仰生活を失ってしまい、偶像を崇拝し、これによってお金を儲けたからです。それで、神様は偶像を破壊し、彼らが得た全ての物を燃やしてしまわれます。
2.嘆き、泣きわめく預言者ミカ(8-16)
 ミカは神様のさばきのメッセージを聞いて、ひどく悲しみました。彼は嘆き、泣きわめき、裸で歩きました。ジャッカルのように嘆き、砂漠のだちょうのように悲しみ泣きました。これは、罪がユダとエルサレムにまで達し、神様のさばきを逃れることができないと、分かったからです。
 神様は、エルサレムの罪がエルサレムのためである、と話され、その責任を免除されませんでした。どんな理由であっても、罪はさばきを受けます。死がいのある所に、はげわしが集まってくるように、罪がある所には、必ず、神様のさばきがあります。神様のさばきは、北と南を区別するものではありません。

祈り:主よ!私が、この世の文化に染まり、純粋な信仰を失ってしまったことを悔い改めます。嘆き、泣きわめくように助けてください。

一言:罪がある所に、神様のさばきがある


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