1．平和が来る(1-5)
　イスラエルは、神様のさばきを受けますが、それで終わりではありません。終わりの日には、シオンの栄光が回復します。その栄光は、キリストが来られることで、成就します。キリストが来られる時、人々は彼の所に集まって来て、この世では、新しい御業が成し遂げられます。すなわち、キリストが世の中の、全ての思想や哲学、理念よりも高くなります。彼からは神様の御言葉が出て、全ての人々が、神様の御言葉を聞くために、キリストのもとに来ます。キリストが来られ、神様の御言葉が宣べ伝えられる時、この世には、本当の平和が訪れます。おのおのがぶどうの木の下で、平安に過ごし、神様の御名を呼び、頼ります。全ての山よりも優れているキリストの中に、本当の平安があります。
2．神様が治められる(6-13)
　その時には、また、神様が、キリストの中で、ご自分の民を、とこしえまで治められます。神様が治めることで、弱い者が強くなり、権威を持つようになり、全ての敵から救われます。敵が集まって、エルサレムを打って、汚そうとしますが、神様はエルサレムに勝利をくださいます。13節をご覧ください。「シオンの娘よ。立って麦を打て。わたしはあなたの角を鉄とし、あなたのひづめを青銅とする。あなたは多くの国々の民を粉々に砕き、彼らの利得を主にささげ、彼らの財宝を全地の主にささげる。」神様が治め、助ける時、どんな敵にも、打ち勝つことができます。

祈り：主よ！キリストが最も高められる、その日を仰ぎ見ます。その日には、完全な平安があり、勝利があります。

一言：キリストを通しての、シオンの回復