1．イスラエルを治める者(1-6)
　神様のさばきによって、軍隊が集まって来て、イスラエルの指導者の頬を杖で打ちます。イスラエルは、異邦の国の侵略を受け、このような辱めを受けるようになります。しかし、新しく治める者が、小さな町ベツレヘムから出て来ます。２節をご覧ください。「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」その治める者は本来、神様です。彼が神様の能力と、神様の御名の威厳に頼り、立って、自分の羊の群れを食べさせ、安らかに住まわせます。彼は大きくなり、地の果てにまで及び、イスラエルの平安となり、強力な敵からイスラエルを救われます(5,6)。私たちを治める者、その方は、イエス・キリストです。
2．イスラエルを訓練される(7-15)
　キリストの救いによって、残った者がいますが、彼らは、これ以上、人に望みを置いたり、人に頼ったりしません。ただ、神様だけを仰ぎ見て、信じます。また、彼らは強くなり、敵を踏みにじり、滅ぼします。
　その日、神様は、彼らが頼っていた馬を滅ぼし、戦車を壊します。彼らの町を滅ぼし、堅固な要塞をくつがえします。また、呪術獅と占い師をなくし、彼らの偶像と石の柱を滅ぼされます。これは、彼らに、被造物に頼らず、ただ、神様だけに頼らせようとする神様の訓練です。

祈り：主よ！不安な現代を生きている私たちに、平和のキリストを遣わしてくださり、感謝します。イエス様が、私たちを治めてください。

一言：本当の王は、イエス・キリスト