聖書別日ごとの糧   >>   ゼパニヤ書[2003]

2003年 02月 26日 (水)

ゼパニヤ書1:1-2:3
主の大いなる日

Ⅰ.その日は激しい怒りの日(1:1-18)
 主の大いなる日が近づく時、主は地の表からすべてのものを取り除くと言われます(2)。ここで、「取り除く」とは「終わらせる」という意味で、神様の最後の裁きが厳かに進行することを警告したものです。また、南ユダとエルサレムの全ての住民を断ち滅ぼすと言われます(3)。
 神様が人をこのように厳かに裁かれる理由は何でしょうか。第一に、偶像崇拝の罪からです(4,5)。第二に、主を裏切り従わなかった不信仰の罪だからです(6)。神様の裁きはひどく恐ろしく、徹底的です(14-18,Ⅱ列25章)。
Ⅱ.主を尋ね求めよ(2:1-3)
 恥知らずの国民がどのようにして救いを受けることができるのでしょうか。主の怒りが臨む前に、主の御言葉の前で心をへりくだらせなければなりません。世の物質(マンモニズム)と快楽(ヘドニズム)の偶像を悔い改め、謙遜に主を尋ね求めなければなりません(3a)。また、欲望と傲慢を捨て、義と柔和を求めなければなりません(3b)。

祈り:主よ!私が物質と快楽の偶像に仕え、主を裏切りました。今悔い改めて神様に従います。

一言:主の怒りの日が臨む前に


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