聖書別日ごとの糧   >>   ゼパニヤ書[2003]

2003年 02月 27日 (木)

ゼパニヤ書2:4-15
異邦の諸国に対する神様の裁き

Ⅰペリシテとモアブ、アモンに対する裁き(4-11)
 ガザは捨てられ、アシュケロンは荒れ果て、アシュドデは真昼に追い払われ、エコロンは根こぎにされます(1)。これらの四箇所はペリシテの主要都市です。彼らは神様の民を対敵し、苦しめる罪を犯しました。神様はペリシテ人たちを消し去って、住む者がいないようにされます(5)。そしてその地境はユダの家の残りの者に与えられました(7)。
 モアブとアモンは傲慢でした(10)。みずから大きくなり、主の民をそしりました。この二つの都市はソドムのようになり、とこしえの荒れ果てた地になります(9)。その地はユダの相続として与えられました。
Ⅱ.クシュとアッシリヤに対する裁き(12-15)
 クシュはエジプトと連合して、イスラエルを攻撃しました(Ⅱ歴12:3、エレ46:9,ナホ3:9)。彼らも剣で刺し殺されると言われます(12)。アッシリアは滅び、ニネベを荒れ果てた地にし、荒野のようにし、砂漠とします。アッシリアの首都ニネベを侵略し、戦利品と朝貢で大きな繁栄をしました(ナホ2:9)。彼らは心の中で「私だけは特別だ」と言いました。しかし神様の裁きによって、徹底的に破壊され、荒地に変わりました。傲慢は破滅に先立ちます(箴16:18)。
 神様が異邦の列国を裁かれた理由は、彼らを顧みて、神様に礼拝するようにするためです(7,11)。

祈り:主よ!世界の全ての国々が悔い改め、勧告を受け、主に礼拝をするようにしてください。

一言:異邦の列国が主に礼拝しよう


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