聖書別日ごとの糧   >>   ゼパニヤ書[2019]

2019年 10月 29日 (火)

ゼパニヤ書3:1-20(14)
シオンの娘よ、喜び歌え

 神様はエルサレムの罪を言い表されました。彼らは、御言葉を聞こうとせず、懲らしめを受け入れようとせず、主に信頼せず、神様に近づこうもしませんでした。民たちに模範を示す霊的指導者でさえ、貪欲で、図々しく、裏切り者で、聖なる物を汚し、律法を犯しました。神様は、彼らが主を恐れて懲らしめを受けるなら、断ち滅ぼさないと約束されました。しかし、彼らは不正をし、恥知らずで、繰り返しあらゆる悪事を行いました。過去、罪を犯した国々に向けられた神様の審判は、はっきりしていました。神様は諸国の民を断ち滅ぼし、その四隅の塔は荒れ果てました。彼らの通りも廃墟と化し、通り過ぎる者は誰もいませんでした。彼らの町々は荒れすたれ、人っ子一人いませんでした。このように、神様は悔い改めない者たちには燃える怒りで裁かれます。
 ゼパニヤは、審判のメッセージから一変して、主の日に臨む救いについて伝えました。その日には、偶像崇拝した異邦の民たちが悔い改め、きよいくちびるで、神様の御名によって祈り、一つになって主に仕えます。イスラエルの生き残りの者たちは、厳しい状況の中でも恥を見ることはありません。神様の御名に頼り、保護を受けるようになります。その日には救いの回復が完全となります。それで、ゼパニヤは「歌え」、「喜び歌え」、「心の底から、喜び勝ち誇れ」と言います。その日には、主はあなたのただ中におられます。主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、主は高らかに歌ってあなたのことを喜ばれます。この御言葉の通りに、神様が私たちに施される祝福を仰ぎ見、慰めを受け、望みを持たなければなりません。


適用:まことの慰めと望みをもっていますか

一言:あなたのただ中におられる


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