聖書別日ごとの糧   >>   マラキ書[2010]

2010年 07月 03日 (土)

マラキ1:1-14
どこに、わたしへの尊敬があるのか

Ⅰ.弟でありながら愛されたイスラエル(1-5)
 イスラエルはバビロンの捕虜から戻って来た後、再び、社会的、道徳的、霊的な腐敗をしました。このような彼らに向かって、預言者マラキは叱り、悔い改めるように促します。イスラエルは神様の愛を多く受けながらも、神様を蔑みました。彼らは、「どのように、主が私たちを愛されたのですか。」と言って、神様の愛を疑いました。
 事実、神様は彼らを特別に愛されました。ユダヤの伝統によれば、法的な相続者である兄を先に愛することが当然なことです。それでも神様は弟であるヤコブを先に愛され、兄エサウは憎まれました。神様はヤコブの子孫であるイスラエルは祝福されました。しかし兄エサウの子孫であるエドムの計画は打ち壊し、エドムをさばかれることで、その栄光を現されました。本当にイスラエルは神様から特別な愛を受けました。
Ⅱ.悪いものを神様にささげたイスラエル(6-14)
 彼らに対する神様の愛を考えると、イスラエルは神様に最も良いいけにえをささげても、その愛をみな担うことができません。それでも彼らは良いものは自分と子どもたちのために残して置いて、盲目で、足のなえたものや病気の羊を神様にささげました。このようなものは総督に差し出しても、喜ばれません。彼らは神様の愛を、むしろ軽んじる悪い者たちでした。

祈り:主よ!資格のない者を愛してくださったことを感謝します。私が最も良いものをささげます。

一言:最も良いものは神様に


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