聖書別日ごとの糧   >>   マラキ書[2010]

2010年 07月 04日 (日)

マラキ2:1-9
祭司たちに対する警告

Ⅰ.神様を恐れ敬わない祭司たち(1-3)
 神様はレビ人たちを特別に区別して、祭司として立ててくださり、神様の家で仕えるようにされました。祭司の本分は神様を恐れ敬うことです。「神様を恐れ敬う」とは、神様が生きておられることと聖なることを心から認めることであり、神様の御言葉に聞き従って、正しく生きることです。祭司がまず恐れ敬えば、民たちも神様を恐れ敬うようになり、民の罪に対して怒り、咎めることができます。ところがイスラエルでは、祭司たちが神様を恐れ敬いませんでした。
Ⅱ.契約を蔑んだ祭司たち(4-9)
 神様は祭司たちの先祖であるレビと契約を結び、レビは契約を保ちました。レビは神様の律法を愛し、彼の口には真理の教えがあり、多くの者を罪から立ち返らせました(6)。祭司のくちびるが知識を守る時、その口から教えを求めるようになります(7)。しかし今日の御言葉に出て来る祭司たちは神様の律法を蔑みました。彼らはレビの契約を損ないました。祭司たちが道からそれたため、多くの人々も神様の律法から離れて行きました。神様は、そのような祭司たちが蔑まれ、軽んじられるようにされました。一般の民よりも、祭司たちが御言葉をもっと愛さなければなりません。

祈り:主よ!私のような者を、この世で特別に区別され、祭司として立ててくださったことを感謝します。この時代の霊的な指導者たちが、もっと力を入れて神様を恐れ敬い、御言葉を愛せるように助けてください。

一言:祭司の職務



2010年 07月 05日 (月)

マラキ2:10-17
真実ではないユダ

Ⅰ.神様の御言葉に真実ではない(10-13)
 すべてのユダの民は、ただひとりの父神様を持っていて、ひとりの神様が創造されたことで、ひとつの兄弟のように互いに深く愛し、助け合わなければなりませんでした。ところが彼らは、同じユダの民をだまし、うばい、偽りを話しました。互いに競争し、争い、互いの約束を守りませんでした。神様の契約を汚しました。彼らはあろうことか外国の神の娘をめとり、神様の御言葉を破りました。一言で、彼らは神様とその御言葉に対して、真実ではありませんでした。神様はこのような彼らをヤコブの天幕から断たれます。神様は彼らのささげ物を顧みず、それを手から受け取りません。神様の民は変わらない愛、真実な人にならなければなりません。
Ⅱ.妻に対して真実ではない(14-17)
 男と女が結婚する時は、「どんなことがあっても変わらない」と互いに約束を交わします。その約束に対して、神様がその証人です。特に、神様は一人の妻だけをくださいましたが、これは健康な子どもを得ようとするからです。ところがユダはその妻に対して、真実ではありませんでした。妻を虐待して、離婚しました。妻を嫌い、ほかの女を愛しました。彼らは妻に対する信仰と約束を守りませんでした。神様は、離婚することと虐待することを、憎まれ、必ずさばかれます。罪を犯す者は「さばきの神はどこにいるのか」と言いますが、神様は真実でない者を必ずさばかれます。

祈り:主よ!私がさばきの神様の前で、真実を学び、御言葉と妻に対して、真実に行ないます。

一言:真実であれ


<<(1)    前のページ(1)    2    次のページ(3)    (3)>>

聖書別日ごとの糧