聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2005]

2005年 05月 24日 (火)

マタイノ福音書21:1-22
ろばに乗って入城されたイエス様

Ⅰ.ろばに乗って入城されたイエス様(1-3)
 イエス様はオリーブ山に着くと、二人の弟子を使いに出して、ろばの子をほどいて連れて来るように命じられました。もしだれかが何かを言ったら、「『主がお入用なのです。』と言いなさい。」と命じられました。イエス様は創造主です。私たちのいのちと万物の主人になられます。弟子たちはイエス様の御言葉に聞き従うことで、イエス様が万有の主であることを体験するようになりました。イエス様は、弟子たちが連れて来たろばに乗って、エルサレムの町に入城されました。それで預言者ゼカリヤを通して言われた神様の御言葉が成就しました。イエス様は聖書に預言されたキリストです。またイエス様は万有の主ですが、謙遜な方です。イエス様は、私たちを罪と悪魔の支配から救ってくださり、愛と平和で治めてくださいます。イエス様は人々の本当の王です。
Ⅱ.宮をきよめられたイエス様(12-22)
 宮は祈りの家であり、罪人が罪の赦しといのちの御言葉を受ける神様の家です。ところがこの時の宮は市場になっていました。イエス様はひどくお怒りになり、商売人たちをみな追い出しました。次の日にイエス様は実のないいちじくの木を呪われましたが、これは実のないいちじくの木が建物だけがあり中身が腐敗した宮、宗教生活をするものの実がない当時の宗教指導者たちのようだったからです。イエス様は実のないいちじくの木を呪われることで、彼らを警告されました。

祈り:主よ!私の心に来られて、愛と平和で私を治めてください。私が霊的な実を豊かに結ぶように助けてください。

一言:愛と平和の王イエス様



2005年 05月 25日 (水)

マタイノ福音書21:23-46
ぶどう園の農夫のたとえ

Ⅰ.二人の息子のたとえ(23-32)
 イエス様が宮をきよめられ、御言葉を教えておられると、宗教指導者たちが
「何の権威によって、これらのことをしておられるのですか。」と挑戦して来ました。イエス様は二人の息子のたとえを通して、彼らが神様に口先だけで仕える兄のようであることを悟らせてくださいました。神様は言葉より真実な悔い改めと従順を望まれます。
Ⅱ.ぶどう園の農夫のたとえ(33-46)
 宗教指導者たちはたとえに登場する農夫たちのように神様のぶどう園を新しく受け、耕す特権を受けました。ところが彼らはふさわしい時に、神様が望まれ、喜ばれる実をささげませんでした。代わりに彼らはぶどう園ごと自分たちのものとし、主人になろうとしました。彼らは預言者たちをひどく殴り、殺す悪を行ないました。神様はこのような彼らを担おうと最善を尽くされました。ついに息子まで送り、彼らが悔い改めるように助けようとされました(37)。ところが彼らは息子までも無残に殺してしまいました。彼らの罪はあきらかに故意的なものでした。彼らは貪欲の奴隷となり、残忍で、恩を仇で返しました。イエス様は宗教指導者たちから捨てられました。しかし家を建てる者が捨てた石が後に礎の石となるように、神様は宗教指導者たちが排斥したイエス様を救いの御業の礎の石とされました。このイエス様を信じて聞き従う者は神様のぶどう園の農夫になることができるのです。

祈り:主よ!私は信仰と義の実を結ぶことができなかったことが多くあります。これから悔い改めにふさわしい実を結ぶように助けてください。

一言:悔い改めにふさわしい実


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