聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2013]

2013年 05月 28日 (火)

マタイ2:1-12
礼拝される王イエス様

1.拝むために来た東方の博士たち(1-8)
 イエス様は、ヘロデ王の時に、ダビデの故郷であるユダヤのベツレヘムでお生まれになりました。その時、東方で星を観察して、メシヤを待っていた博士たちがいました。彼らはこの星を見つけた後、家を離れ、川を渡り、山を越えて、メシヤを探しに来ました。ついに、エルサレムに着いて、言いました。「私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」(2)。彼らがメシヤを探していたのは、利益を得ようとしたからではありませんでした。ただ、メシヤに会って、その方を拝むためでした。彼らの目的は、単純で、純粋でした。彼らは尊いもののためには、惜しむことなく、全てのものを犠牲にできる真理の求道者たちでした。
2.ひれ伏して拝んだ東方の博士たち(9-12)
 メシヤの星は、しばらくの間、見えませんでしたが、もう一度現れて、東方の博士たちを幼子のいる所に導きました。星が幼子のいる所の上にとどまると、彼らはこの上もなく喜びました。その喜びは、世の中で、どんなものよりも、得ることのできない喜びでした。メシヤに出会った喜びでした。
 彼らは家に入って行き、幼子イエス様にひれ伏して拝みました。そして、宝の箱をあけて、黄金と乳香と没薬を贈り物としてささげました。彼らは、イエス様がまさに罪人たちを救ってくださるメシヤであり、真の礼拝の対象であることを信じました。

祈り:真の礼拝の対象であるイエス様にひれ伏して礼拝します。私が最も貴く思う物を主にささげます。

一言:ひれ伏して、拝む



2013年 05月 29日 (水)

マタイ2:13-23
神様に守られたイエス様

1.エジプトに行ったヨセフ(13-18)
 主の使いがヨセフの夢に現れて、ヘロデの悪だくみを知らせ、「幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい」と指示しました。ヨセフは主の使いの言葉に聞き従って、エジプトに下って行き、ヘロデが死ぬまで、そこにいました。そのことによって、イエス様についての、預言者の言葉が成就しました(15)。イエス様のいのちが守られました。ヘロデは東方の博士たちにだまされたことを知り、ひどく怒り、ベツレヘム近辺で生まれた二歳以下の男の子を殺しました。しかし彼の企みが、神様のいのちの御業を邪魔することはできませんでした。幼子イエス様は神様のいのちのかごの中にありました。私たちがこの神様を信じる時、私たちの命を神様にゆだねることができます。
2.ナザレに行ったヨセフ(19-23)
 ヘロデが死んだ後、主の使いが、エジプトにいるヨセフに、もう一度現れました。そして、イスラエルの地に帰って行くように、指示しました。しかしヨセフは、「ヘロデの子アケラオが王になった」という知らせを聞いて、ガリラヤの地方ナザレの町に行って、住むようになりました。イエス様の生涯は、最初から神様の御言葉に従って始まり、御言葉が成就する生涯でした。イエス様は自分の思い通りに生きずに、神様の御旨に従って生きることで、使命を完遂し、神様に栄光を帰しました。

祈り:主よ!選ばれたしもべたちを、ひとみのように保護し、導いてくださり、感謝します。私が神様のしもべの人生を生きるように、助けてください。

一言:神様の保護


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