2013年 06月 08日 (土)
本当の信仰生活
1.施し(1-4)
施しをしながら、人々に見えるようにラッパを吹き、マスコミに名前を載せる人々がいます。このような人々は、人にほめられることによって、すでに望んでいた報いを受けました。それで、神様から受ける報いがありません。私たちは、施しをする時、右の手のしていることを左の手に知られないように、密かに行なわなければなりません。隠れた所で見ておられる神様が、その人に報いてくださいます。
2.祈り(5-8)
祈りは、クリスチャンのたましいの呼吸であり、神様との対話として、霊的な生活に必須的な要素です。ところが、パリサイ人たちは人々に見せるために、会堂や通りの四つ角に立って祈るのを、好みました。それは、たましいの呼吸でもなければ、神様との対話でもありません。祈りは、隠れた所で、神様にささげなければなりません。また、異邦人のように同じことばを繰り返すのではなく、はっきりとした望みと信仰を持って、祈らなければなりません。密かに祈る時、そこから来る祝福は、「祈りが上手だ」という人々の称賛とは、比べ物にならないものです。
Ⅲ.断食(16-18)
断食をする時、人の同情を買うために、やつれた顔つきをしてはいけません。むしろ、日ごろよりもさらに身なりをよくして、密かに行なわなければなりません。人からの賞賛や承認を求める者は、神様から報いを受けることができません。
祈り:主よ!私が人からの報いを求めずに、神様からの報いを求め、神様の御前で真実に生きるように、助けてください。
一言:人からの報いより、神様からの報いを求めよう
2013年 06月 09日 (日)
こう祈りなさい
イエス様は弟子たちに、「だから、こう祈りなさい。」と言われ、祈りの模範を見せてくださいました。これを「主の祈り」と呼んでいます。
①天にいます私たちの父よ:祈りには、はっきりとした対象がなければなりません。私たちは、創造主であり、私たちの霊的な父である神様の愛を信頼して、その方に祈らなければなりません。
②御名があがめられますように:これは、最初にクリスチャンが祈るべきことです。私たちの神様は、造られた全ての物から礼拝され、仕えられ、賛美されるのにふさわしい方です。私たちは、自分のうちに、また自分を通して、神様の御名があがめられるように祈り、そしてそのような生活をしなければなりません。
③御国が来ますように:私たちは天の御国を慕い求め、この地に神様の御国が立てられ、広がって行くように、そして神様の御心が成し遂げられるように、祈らなければなりません。
④日ごとの糧をお与えください:私たちは、日々、必要な全てのものを満たしてくださる神様を信じ、感謝して、求めなければなりません。
⑤私たちの負いめをお赦しください:肉体の命のために、日ごとの糧を求めるように、霊的ないのちのために、罪の赦しを求めなければなりません。
⑥私たちを試みに会わせないでください:サタンは私たちをつまずかせようと、虎視眈々と隙を伺っています。このようなサタンの試みに会わないように、時折神様に祈らなければなりません。
⑦悪からお救いください。国と力と栄とは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。
祈り:主よ!私の生活を通して、主の御名があがめられることを願います。
一言:御名があがめられますように
2013年 06月 10日 (月)
まず第一に、何を求めるのか
1.宝を天にたくわえなさい(19-24)
人々は、「物によって幸福がもたらせる」と考え、自分の宝を地上にたくわえようとします。しかしイエス様は言われました。「自分の宝は、天にたくわえなさい。」(20)。地上にたくわえられる宝は安全ではありません。宝を、施しや福音の御業に用いることで、天にたくわえることが、最も安全です。宝を天にたくわえる時、何よりも天から来る本当の幸せを味わうことができます。
人は、神様と富の両方に、仕えることはできません(24)。積極的に宝を神様のために用いないなら、宝に仕える者になってしまいます。
2.まず第一に、神の国とその義とを求めなさい(25-34)
主にだけ仕えるなら、日常生活はどうしたら良いのか、という心配が生じます。しかし神様は、空の鳥を養ってくださり、野のゆりも着飾ってくださいます。まして愛される子どもたちに、よくしてくださらないわけがあるでしょうか(30)。それで私たちは、日常のことを求めるより、まず第一に神の国とその義とを求めなければなりません。私たちの生きる目的は、この世に福音を宣べ伝え、神の国を広げて行くことです。まず自分の現実的な問題を解決した後で、神の御国のために働こうとするなら、その人は現実のことにだけ縛られ、生涯価値のあることは何もできません。どんな現実の中でも、神の国とその義とを求める時、神様はその人に必要な全てのものを満たしてくださいます。
祈り:主よ!私が健全な価値観を持って、まず第一に神の国とその義とを求めることに、力をいれます。
一言:まず第一に、神の国とその義とを求めなさい
<<(1) 前のページ(5) 6 次のページ(7) (29)>> |