聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2013]

2013年 08月 11日 (日)

マタイ21:1-22
ろばの子に乗って入城されたイエス様

1.ろばに乗って入城されたイエス様(1-11)
 イエス様は、オリーブ山に来てから、二人の弟子たちを使いに出して、「ろばの子を連れて来なさい。」と言われました。だれかが何か言ったら、「『主がお入用なのです。』と言いなさい。」と言われました。イエス様は創造主です。私たちのいのちと万物の主人です。弟子たちは、イエス様の御言葉に従うことで、イエス様が万物の主であることを体験するようになりました。イエス様は、弟子たちが連れて来たろばの子に乗って、エルサレムの町を入城されました。それで、預言者ゼカリヤを通して話された神様の預言が成就しました。イエス様は、聖書で預言されているキリストです。また、イエス様は万物の主ですが、謙遜な方です。イエス様は私たちを、罪とサタンの支配から救い、愛と平和で治めてくださいます。イエス様は人々の本当の王です。
2.宮をきよめられたイエス様(12-22)
 宮は、祈りの家であり、罪人たちが罪の赦しの恵みといのちの御言葉を受ける神様の家です。ところが、宮が市場になってしまいました。イエス様はひどくお怒りになり、商売人たちをみな宮から追い出されました。次の日に、イエス様は、実のないいちじくの木を呪われましたが、これは、実のないいちじくの木が、建物だけあって中身が腐敗している宮、宗教生活はするものの、実のない当時の宗教指導者のようなものだからです。イエス様は、実のないいちじくの木を呪われることで、彼らに警告されました。

祈り:主よ!私の心に来られ、愛と平和で私を治めてください。私が霊的な身を豊かに結ぶように、助けてください。

一言:愛と平和の王、イエス様



2013年 08月 12日 (月)

マタイ21:23-46
ぶどう園の農夫のたとえ

1.二人の息子のたとえ(23-32)
 イエス様が宮をきよめられ、御言葉を教えておられると、宗教指導者たちは、「何の権威で、これらのことを行なうのか。」と抗議して来ました。イエス様は、二人の息子のたとえを通して、彼らが口先だけで神様に仕える兄息子のような存在であることを、悟らせました。神様は、言葉よりも、真実な悔い改めと従順を望まれます。
2.ぶどう園の農夫のたとえ(33-46)
 宗教指導者たちは、たとえに出て来る農夫たちのように、神様のぶどう園を借りて耕す特権を受けました。ところが、彼らはふさわしい時に、神様が望まれ喜ばれる実をささげませんでした。代わりに、彼らはそのぶどう園をそのままもらい受け、主人になろうとしました。彼らは預言者たちをひどく叩き、殺す悪を行ないました。神様は、このような彼らを担おうと、最善をつくされました。ついに、息子まで送って、彼らが悔い改めるように、助けようとされました(37)。しかし彼らは息子までも、残忍に殺しました。彼らの罪は故意によるものです。彼らは貪欲の奴隷になり、残忍で、恩をあだで返しました。イエス様は宗教指導者たちに捨てられました。しかし、家を建てる者たちの見捨てた石が、後に礎の石になったように、神様は、宗教指導者たちが退けたイエス様を、救いの御業の礎の石になるようにされました。このイエス様を信じて従う者は、神様のぶどう園の管理人になることができます。

祈り:主よ!私が、信仰と義の実を結ぶことができない時が多くあります。これからは、悔い改めて、ふさわしい実を結ぶように助けてください。

一言:悔い改めにふさわしい実


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