1．死刑判決を受けられたイエス様(1-26)
　宗教指導者たちは、イエス様を殺すことに決めて、ピラトに引き渡しました。イエス様はピラトの前でも、ご自分がユダヤ人の王、キリストであることを明かされました。イエス様を裁判しながら、ピラトは、ユダヤ人たちがねたみから、罪のないイエス様を殺そうとすることが、分かりました。しかし彼は、ユダヤ人たちが騒動を起こせば、自分の出世に支障をきたすので、彼らの要求どおりに、イエス様を十字架につけて、殺すように宣告しました。彼は、自分の出世のために、真理を捨てました。
2．十字架につけられたイエス様(27-56)
　兵士たちはイエス様をむちで打ってから、あらゆる嘲笑を浴びせた後、ゴルゴダでイエス様を十字架につけました。十字架の下にいる人々はイエス様をあざ笑い、侮辱しました。イエス様は苦しみながら、叫ばれました。「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」イエス様は、神様の愛される御子でしたが、全人類の罪を代わりに背負って、神様から捨てられました。私たちの代わりにさばかれました。イエス様が息を引き取られた時、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けました。イエス様が十字架で死なれることで、神様に出て行く道が開かれました。
Ⅲ．墓に葬られたイエス様(57-66)
　イエス様は、ヨセフによって、墓に葬られました。私たちの昔の人も、イエス様と共に死に、私たちの罪も墓に葬られました。

祈り：主よ！私の罪が赦されるために、十字架で神様に捨てられるまで愛されたイエス様の恵みと愛を受け入れます。

一言：十字架の恵み