聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2015]

2015年 01月 24日 (土)

マタイ1:1-17
アブラハムとダビデの子孫、イエス・キリスト

Ⅰ.約束された救い主、イエス・キリスト(1)
 イエス様は、アブラハムとダビデの子孫です。これは、イエス様が、聖書に約束された救い主であることを、話してくれます。神様はアブラハムに、彼の子孫の中から救い主が出ることを約束され(創22:17,18)、ダビデには、それに対して、もっと具体的に話されました(Ⅱサム7:12,13)。この二人は、また、旧約で代表的な信仰と従順の人であり、ユダヤ王家の二本の柱です。イエス様は、信仰と従順の家門であり、王の家門からお生まれになった方です。何より、神様が約束された救い主です。
Ⅱ.恵みと憐れみの主イエス・キリスト(2-17)
 イエス様の系図には、不思議にも四人の女性が登場します。それも、ラハブとルツは異邦の女で、タマル、ラハブ、バテシェバは不倫の女でした。聖なるイエス・キリストの系図には、あってはならない人々のようです。しかし、神様は、人類救いの御業に用いる人を、その主権によって選ばれ、人間条件や道徳的な行ないよりも、その心の中心と信仰をご覧になる方です。神様は、恵みと憐れみが満ち溢れ、どんな罪人であっても、ご自分のところに出て来る者を救い、その方に用いられる生活ができるように、される方です。このように、イエス様の系図は、恵みと憐れみの系図であり、それは、イエス様が恵みと憐れみが満ち溢れた救い主であることを、話してくれます。

祈り:約束された救い主を通して、恵みと憐れみの御業を始められたことを感謝します。この時間、イエス様を、私の心の中に受け入れます。

一言:恵みと憐れみの救い主



2015年 01月 25日 (日)

マタイ1:18-25
その罪から救ってくださる方

Ⅰ.その罪から救ってくださる方、イエス様(18-21)
 ヨセフと婚約したおとめマリヤが身ごもるようになりました。ヨセフには、衝撃的なことでしたが、彼は正しい人であり、それを公にせずに、内密に去らせようとしました。その時、主の使いが夢に現れて、マリヤが身ごもったイエス様が、どんな方であるのかを、教えてくれました。第一に、イエス様は、聖霊によって宿った方として、罪がないこと、第二に、イエス様は罪人を救うために来られた方である、ことです。21節をご覧ください。「マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」人が本当に不幸なのは、お金がなかったり、つらい環境のせいではなく、罪のためです。罪は、病原菌のように人を病ませ、そのたましいを破滅させます。更に不幸なのは、人の力では、罪から抜け出すことができない、ということです。ただ、イエス様だけが人を罪から救うことができます。
Ⅱ.インマヌエルのイエス様(22-25)
 イエス様のもう一つの名は、「インマヌエル」です。これは、「神は私たちとともにおられる。」という意味です。聖なる神様が、罪によって醜く、臭いのする人とともにおられるために、肉の服を着て、この地に来られました。神様が私たちと共におられることで、これ以上、寂しかったり、罪の中にとどまることはできません。インマヌエルのイエス様が、私たちの心の中に臨まれる時、私たちも、負担のある、傲慢な兄弟たちと共にいることができます。

祈り:主よ!望みのない罪人を救うために、この地に来られたことを感謝します。いつも、私とインマヌエルしてください。

一言:インマヌエル


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