聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2015]

2015年 01月 26日 (月)

マタイ2:1-12
ひれ伏して拝むべき王、イエス様

Ⅰ.拝みに来た東方の博士たち(1-8)
 イエス様は、ヘロデ王の時代に、ダビデの町であるユダヤのベツレヘムでお生まれになりました。その時、東方から星を観察して、メシヤを待っていた博士たちがいました。彼らはこの星を見つけた時、家を出て、川を渡り、山を越え、メシヤを捜しに行きました。ついに、エルサレムに到着して、言いました。「私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」(2)。彼らがメシヤを捜しに来たのは、何か利益を得るためではありませんでした。ただ、メシヤに会って、彼を拝むためでした。彼らの目的は単純で、純粋でした。彼らは、尊いもののために、自分の全ての物を惜しみなく、犠牲にすることのできる、真理の求道者たちでした。
Ⅱ.ひれ伏して拝んだ東方の博士たち(9-12)
 メシヤの星は、しばらくの間、見せませんでしたが、再び現れて、東方の博士たちを、幼子のおられる所にまで導きました。星が幼子のいる所の上にとどまると、彼らはこの上もなく喜びました。この喜びは、世の中で味わうことのできない最高の喜びでした。メシヤに会った喜びでした。
 彼らは家に入って行き、幼子イエス様にひれ伏して、拝みました。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげました。彼らは、イエス様が罪人を救ってくださるメシヤであり、本当の礼拝の対象であることを信じました。

祈り:本当の礼拝の対象であるイエス様にひれ伏して礼拝をささげます。私が、最も尊い物を主にささげます。

一言:ひれ伏して、拝む



2015年 01月 27日 (火)

マタイ2:13-23
神様から保護されたイエス様

Ⅰ.エジプトに行ったヨセフ(13-18)
 主の使いがヨセフの夢に現れて、ヘロデの悪だくみを知らせ、「幼子とマリヤを連れて、エジプトに行け。」と指示しました。ヨセフは主の使いの言葉に従って、エジプトに下って行き、ヘロデが死ぬまで、そこにいました。それで、イエス様についての預言者の言われた事が成就され(15)、イエス様のいのちが保護されるようになりました。ヘロデは、東方の博士たちにだまされたことが分かり、非常に怒って、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子を殺しました。しかし、彼の悪だくみが、神様のいのちの御業を邪魔することはできませんでした。幼子イエス様は、神様のいのちのゆりかごの中にいました。私たちが、この神様を信じる時、私たちの命を神様にゆだねることができます。
Ⅱ.ナザレに行ったヨセフ(19-23)
 ヘロデが死んだ後、主の使いがエジプトにいるヨセフに、再び現れました。そして、「イスラエルの地に戻って行くように」と指示しました。しかし、ヨセフはヘロデの子アケラオが王になった知らせを聞いて、ガリラヤ地方のナザレの町に行って、住むようになりました。それで、「ナザレ人と呼ばれる」という預言者の言葉が成就するようになりました。イエス様の生涯は、初めから、神様の御言葉によって進行し、御言葉が成就する生涯でした。イエス様は、ご自分の意志で生きずに、神様の御旨のまま生きることによって、使命を完遂し、神様に栄光をささげました。

祈り:主よ!選ばれたしもべを瞳のように保護し、導いてくださり、感謝します。私が神様のしもべとしての人生を生きるように、助けてください。

一言:神様の保護


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