Ⅰ．まず、自分を顧みなさい(1-6)
　他人をさばいてはいけません。人をさばくことができるのは、完全なる神様だけです。クリスチャンはまず、神様の御前で自分を顧みて、自分の目の中にある梁を取り除かなければなりません。自分がまず、神様の御前で、きよくなってから、はじめて他人を正しく助けることができます。クリスチャンが他人をさばいてはならない、からと言っても、分別力は持たなければなりません。クリスチャンは全ての人に、神様の御言葉を伝えなければなりませんが、神様の御言葉を故意的に踏みつけ、汚す豚のような人々には注意しなければなりません。
Ⅱ．求めなさい、捜しなさい、たたきなさい(7-12)
　信仰の世界は深く、無限です。信仰によって生きる時、全てのものを得ることができ、全てのことを成し遂げることができます。神様は、全てのものを与え、全てのことを成し遂げてくださいます。しかし、神様は人格的な方です。私たちが求めると、与えられ、私たちが捜すと、見つけ出してくださり、私たちがたたくと、開いてくださいます。はっきりとした祈りの課題を持って、祈らなければならず、受ける時まで、見つける時まで、開かれる時まで、積極的に切に祈り求めなければなりません。いくら悪い父であっても、子どもには良いものを与えます。まして、天におられる私たちの父なる神様が、私たちが祈る時、最も良いものをくださらないことがあるでしょうか。このように良い方、神様を知る時、私たちは積極的に求めることができます。

祈り：主よ！今まで、私は漠然と祈って来ました。これからは、神様に祈り、積極的に求め、捜し、たたきます。

一言：積極的に、切なる祈り

Ⅰ．狭い門からはいりなさい(13-23)
　広い門は大きく、華やかに見え、その道も広く、平坦です。それで、大多数の人々がそこからはいって行きます。しかし、その道は滅びに至ります。反面、狭い門は小さく、道が狭くなっていて、それを見い出す者はまれです。イエス様について行く生活は、狭い門からはいる生活です。一人づつしか入ることができず、また、信仰によってのみ、入ることができるからです。しかし、その門は、私たちをいのちに導きます。にせ預言者たちに気をつけていなければなりません。彼らは羊のなりをしていますが、うちは貪欲な狼です。実を見れば、その人が分かります。良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結びます。イエス様につながってのみ、私たちは良い木になることができ、美しい実を結ぶことができます。
Ⅱ．御言葉を聞いて、それを行ないなさい(24-29)
　賢い建築家は、岩の上に家を作ります。岩の上に家を建てるためには、多くの時間と労力がかかり、経費も多くかかります。しかし、洪水が押し寄せて来た時にも、岩の上に建てた家は倒れません。イエス様の御言葉を聞いて、それを行なう者は、岩の上に自分の家を建てた賢い建築家のようです。勿論、岩の上に家を建てる事は容易なことではありません。しかし、そのような生活は、どんな試練や患難にぶつかっても、ゆり動かされません。イエス様の御言葉に基づかない生活は、砂の上に建てた家のようであり、建てるのは簡単であっても、苦難にぶつかると、すぐに倒れてしまいます。

祈り：主よ！私がイエス様の御言葉の上に人生の家を建てる賢い建築家になるように、助けてください。

一言：岩の上に人生の家を