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2009年 12月 24日 (木)

ルカノ福音書2:1-14
主キリストです。

Ⅰ.ベツレヘムでお生まれになったイエス様(1-7)
 ローマの皇帝カイザ・アウグストが「全世界の住民登録をせよ」と勅令を出しました。ダビデの家系であるヨセフも身重になっているマリヤを連れて、ダビデの故郷ベツレヘムに行かなければなりませんでした。そこでマリヤは男の子を産んで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせました。この子がキリストとしてこの世に来られたイエス様です。
 イエス様は世の権威に押されてベツレヘムのみすぼらしい飼葉おけでお生まれになりました。しかしこれを通して神様の約束が成就しました(ミカ5:2)。世の中はローマの皇帝によって動いているように見えますが、実はその中に人類の救いの約束を成し遂げようとする神様の御旨があるのです。
Ⅱ.この方こそ主キリストです(8-14)
 夜に羊の群れを見守っていた羊飼いたちに、主の使いが現われて救い主の誕生の知らせを告げました。「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」(11)。主キリストは王の王ですが、謙遜で、飼葉おけに寝かせられたみどりごの御姿で来られました。しかしそのイエス様は世をお救いになる救い主であり、世の民を愛と平安で治める主です。人類の前には死とさばきという悪い知らせがあります。しかしイエス様の誕生はすべての人類が救いを受けるようになるという大きな喜びの良い知らせです。

祈り:主よ!この罪人のためにみすぼらしい飼葉おけにお生まれになり感謝します。イエス様だけが私の救い主であり、キリストです。

一言:大きな喜びの良い知らせ


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